サライ編集部ホームページ(以下HP)担当の藤田です。この度、約8年ぶりにサライのHPがリニューアルしました。今まで以上に見やすく、使いやすいサイトを目指します。サライ本誌ともども、よろしくご愛顧のほど、お願い申し上げます。
さて、サライ7号は、江戸川乱歩、横溝正史、松本清張といった日本推理小説の先駆となった作家の特集です。代表作の舞台を旅する企画で、松本清張編の担当だった私は、清張の生地・小倉のある北九州市へ出向きました。詳しくは本誌をご覧いただくとして、ここでは、本誌に掲載しなかった情報を紹介いたします。
清張の名作「点と線」の続編とも言われる「時間の習俗」。その舞台となる門司港の町は、大正や昭和の建築物が残り、関門海峡など見所の多い町ですが、いわゆる“角打ち”(かくうち)が数多くあります。これは立ったまま、枡に入った酒を飲める町の酒屋さんのこと。門司区だけで20軒、北九州市全体では150軒以上あるといわれます。今ではコップ酒が多いようですが、どの店でも数百円で小一時間、酒が楽しめます。「九州鉄道記念館」の近くで私が入った「魚住酒店」も小さなカウンターだけで、午後6時にしてすでに常連客でいっぱい。代金は酒のみで、乾きものなどのつまみは店のサービスです。お店によって注文の仕方などに流儀があるようですが、気軽に立ち寄れる北九州らしい居酒屋といえます。
(写真左)“角打ち”のひとつ「魚住酒店」。
CopyRight © 2008 Shogakukan. All Rights Reserved.